結婚式にお呼ばれされた女性ゲストは、どのような持ち物が必要でどのような参列マナーが求められるのでしょうか?
ここでは結婚式に参列する際の女性ゲストのお呼ばれマナーや持ち物のチェックリストについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
結婚式の持ち物 女性のバッグやサブバッグの中身は?
結婚式の持ち物は小ぶりのクラッチバッグなどのパーティーバッグに入れるのがマナーです。
しかし式場に持ち込める物は制限されているので、サブバッグを用意したとしても必要最低限に抑えたいもの。
結婚式当日にはどのような持ち物を持っていくべきでしょうか?
以下では特に必須とされているアイテム10個をご紹介します。
結婚式バッグやサブバッグに入れる女性の必須アイテム10選
・ご祝儀
結婚式に参加する際には新郎新婦へのお祝いとしてご祝儀を用意するのがマナーです。
ご祝儀袋と慶事で包む新札を用意し、正しいお札の包み方や向きで用意しましょう。
名前と金額なども筆ペンで記載しておきます。
・袱紗
袱紗(ふくさ)とは、ご祝儀袋を包むちりめんや絹でできた小さな風呂敷のことで、袋型のものやハンカチ型になっています。
ご祝儀袋が汚れるのを防ぐ役割がありますので、用意しておきましょう。
・招待状やゲストカード
場所や時間を確認するため忘れずにバッグに入れておきます。
招待状には結婚式の場所や連絡先、開始時間など詳細に記載されているため、当日の受付や移動に必要な情報を確認することができます。
会場や日時がわかっていたとしても、間違って覚えてしまうこともあるので、トラブル回避のためにも持ち歩くようにしましょう。
招待状にゲストカードが入っている場合は事前に名前や住所を書いておき、当日受付に渡せるようにしておきます。
もしゲストカードを紛失してしまった場合でも式場に予備はありますが、スムーズな受付のためにも忘れず持参することが大切です。
・財布
結婚式バッグは小ぶりのものがマナーとされているため、財布も小さなバッグに収納できるコンパクトなものを用意します。
普段使っている財布が大きめで入らない場合は小ぶりの財布を用意し、最低限の現金、クレジットカードやキャッシュカードを入れておきます。
・ハンカチ・ティッシュ
ハンカチは涙をぬぐったり、汗や濡れた手を拭ったりするのに必要です。
タオル地のものや派手なものは避け、アイロンをかけたコットンやシルク素材の上品なものを持参しましょう。
食事中の汚れやお化粧直しにはポケットティッシュやウェットティッシュを入れておくと安心です。
・スマートフォン
携帯電話やスマートフォンは多くの人が常に持ち歩いており、結婚式当日にも必ず持って行きたいアイテムです。
カメラ機能や住所録も備わっていて、結婚式でも役立ちます。
貴重品となるためマナーモードにしてパーティーバッグに常に入れておくことをおすすめします。
・絆創膏や常備薬
結婚式でよくあるトラブルの一つが靴擦れで、普段履き慣れていない靴を履き、かかと擦れで皮むけが生じることがあります。
痛みを和らげたり、汚してしまわないように絆創膏や靴擦れ専用の絆創膏を持参しましょう。
普段薬を服用している方はもちろん、頭痛や腹痛が起きやすい方は常備薬を入れるポーチを持参しておくと安心です。
・メイク用品・手鏡
化粧崩れやメイク直しのためメイク用品と手鏡を持参します。
ただし結婚式のバッグは小ぶりのため、パウダーやリップなど必要最低限のメイク用品を厳選します。
・替えのストッキング
万が一ストッキングが破れたりした際のために予備のストッキングを用意しておきましょう。
・替えのマスク(感染症が多い季節に)
参列時間が長くなるとマスクの耳に掛けるゴムが切れてしまったり、食事の前後にはマスクを変えたいもの。
余分に2-3枚のマスクを用意しておくと安心です。
上記の他にも、必須ではありませんがカメラや充電器、防寒や暑さ対策グッズなども持っておくと便利でしょう。
女性ゲストが結婚式のバッグを選ぶポイント
女性は結婚式の持ち物が多くなりがち。
そこでここからは結婚式に参加する際のバッグを選ぶポイントをご紹介していきます。
たくさんの荷物を入れることができる大きなバッグですが、結婚式では小ぶりのパーティーバッグの使用がマナーとされており、お祝いの席であるため、バッグの選び方にも様々なマナーやルールが存在します。
もし、メインバッグに荷物が入りきらない場合はサブバッグを用意します。
素材はメインバッグに合わせたものがおすすめで、A4以下の上品なデザインを選びます。
具体的には、派手過ぎないワンポイントなどのデザインにしましょう。
サブバッグは会場内に持ち込めませんのでクロークに預けておきます。
結婚式におすすめバッグと服装選びとマナー
結婚式に持参する荷物を確認したら、バッグや服装もチェックしておきましょう。
結婚式バッグは小ぶりのもので、持ち物は最低限で参加するのがマナーとされています。
結婚式の服装もバッグと同様にマナーが存在します。
ここからは結婚式にふさわしいバッグと服装の選び方、気を付けたいマナーについてご紹介していきます。
服装に合わせた結婚式用バッグ選びがおすすめ
結婚式用バッグは、当日着用する服装に合わせて選ぶのがおすすめです。
一般的に明るい衣装が多い結婚式ドレスのため、基本的にドレスの色に合わせたバッグを選ぶのが良いでしょう。
ブラックのようなダークカラーのドレスの場合、バッグの色をアクセントにして靴の色と合わせると
統一感がありおすすめです。
夜の結婚式の場合、キラキラした華やかな装飾のものや光沢素材のバッグを選んでも素敵です。
ただし、ビニールや布素材などのカジュアルなバッグや紙袋、革やファー素材のものはNGです。
事前に実際に結婚式に持って行く持ち物を入れてみて、サイズ感に問題がないか確認しておきましょう。
結婚式におすすめの服装とは?
結婚式にゲストとして参加する際の服装としては、ドレスかワンピースが最も一般的とされています。
結婚式は祝福の場でもあるため、雰囲気を明るく華やかにするデザインの服装を心がけましょう。
主役である花嫁よりも目立ってしまう派手な服装や、全身が白のドレスやワンピースは避けます。
ピンクやブルー、ネイビーなど明るく華やかなカラーがおすすめです。
ブラックやグレーなどのダークトーンのドレスやワンピースでも問題ありませんが、華やかさを出すために羽織物や靴などでアクセントをつけても良いでしょう。
結婚式持ち物チェックリスト女性ゲストのお呼ばれ参列マナーのまとめ
今回は、結婚式持ち物チェックリスト女性ゲストのお呼ばれ参列マナーについてご紹介していきました。
- 結婚式の持ち物は小ぶりのクラッチバッグなどのパーティーバッグに入れるのがマナー。
- パーティーバッグに入れる持ち物は祝儀袋や貴重品など必要最低限のものを入れる。
- サブバッグはメインバッグに合わせた素材で、A4以下の上品なデザインのものを用意する。
- 結婚式用バッグは、当日着用する服装に合わせて選ぶ。
- 結婚式用バッグは、殺生を連想させる革やファー素材、カジュアルなデザインは避ける。
新郎新婦の大切な日を祝福するため、参列する際のマナーや持ち物のチェックリストを事前にしっかり把握しておきましょう。