皆さんは立食パーティーに参加された経験はありますか?
立食パーティーに招待されたら、適切な服装を選ぶことが大切ですが、初めて参加する方にとってはどんな服装が適しているか、料理のマナーなど戸惑うポイントは多いはず。
立食パーティー独自のマナーもありますので、参加する機会があるのであれば頭に入れておくと良いでしょう。
そこで今回は、立食パーティーでの女性の服装選びやコーデ術、マナーについてご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
立食パーティーとは?基本マナー
まず立食パーティーの服装選びの前に、立食パーティーとはどういったパーティーなのかを以下で解説していきます。
立食パーティーとは?
立食パーティーは、結婚式の二次会や同窓会、婚活パーティーなどの様々なイベントで用いられる形式のパーティーです。
このスタイルでは食事を楽しむことが主目的ではなく、参加者同士の交流が重要視される傾向があります。
席に着席する形式ではなく、できる限り多くの参加者と自然にコミュニケーションを取り交流することを推奨するのが主催者の意図だといえるでしょう。
一般的に、結婚式や同窓会などで行われるビュッフェ形式がイメージしやすく、近年では非常に一般的なパーティー形式として様々な場面で普及してきています。
また、結婚式の二次会でもカジュアルな雰囲気でお祝いを楽しむことを目的として、立食パーティーが導入されるケースも増えています。
立食パーティーの基本マナー
・到着のタイミング
立食パーティーでは基本的に厳密に時間を守る必要はありませんが、一般的に開始時刻よりも10分から15分前に到着するのが良いでしょう。
余裕を持って到着することで、主催者への挨拶もスムーズに行えます。
この際に手土産を渡したり、初対面の方とは名刺交換が行えますが、他のゲストも多く参加するため、挨拶やお礼は手短に済ませることが大切です。
・手土産
主催者に手土産を持参すると好印象を与えることができます。
一般的にはシャンパンやワインなどのアルコール類や、日持ちする焼き菓子などで、相場は5千円から3万円ほどとされています。
個人的な招待なのか、ビジネス上の公式な招待なのかによって選ぶ商品は異なります。
・料理の取り方
通常、前菜→魚料理→肉料理→デザートの順で右から左に配置されており、この順序を逆に進んだり割り込んだりするのは行儀が悪くマナー違反とされます。
・お皿の盛り付け方や持ち方
1人で複数のお皿を使わず、1枚ずつ使用するようにします。
食べやすさのためにも、温かい料理と冷たい料理は別々に盛り付けましょう。
前菜は3種類程度、メインディッシュは2種類程度が目安で、料理を山盛り取ると見栄えが悪くなり、移動中に料理がこぼれやすくなりますので、空きスペースを確保して取りましょう。
2回目以降の料理取りは新しいお皿を使用するのがマナーで、使用済のお皿はスタッフに渡すか専用の置き場に返却します。
・アウターや大きな荷物はクロークに
会場に着いたらまずはアウターや大きな荷物はクロークに預けておきましょう。
立食パーティーの女性の服装とシーン別コーデ術
多くの人が悩みがちなのが、立食パーティーにおける女性の服装についてです。
以下では、立食パーティーにおいての適切な服装やシーン別コーデ術について解説していきます。
立食パーティーの女性の服装
立食パーティーは一般的にホテルやレストランなどで開催されます。
ドレスコードはそのパーティーの会場の雰囲気に合った服装の事を指しますが、立食パーティーでは招待状にドレスコードについて記載されていることが多いため、まずは招待状を確認しておきます。
一般的に立食パーティーで指定されるドレスコードは主に以下の3種類が多いでしょう。
・スマートエレガンス
カジュアルな結婚式や二次会におすすめのスタイルで、フォーマルほど格式高い服装でないものの、フォーマルに近いエレガンスな服装を意識します。
主にドレスやワンピースなどの上品なスタイルが良いでしょう。
・ビジネスアタイア
主に会社の創立記念や祝賀会などビジネス関連のイベントに指定されることが多いスタイルで、主にパンツスーツやスカートスーツが基本とされています。
・スマートカジュアル
普段着用しているきれいめの服装とフォーマルな服装の中間程度のスタイルで、フォーマル程格式高くはなく、きちんと感のある服装を意識します。
女性アナウンサーのようなきれいめなコーディネートを意識し、カジュアルとはいえTシャツやジーンズなどの普段着は避けましょう。
主にワンピースにジャケットを合わせた服装や、セットアップなどがおすすめです。
上から順に格式が高い順に分けられますが、パーティーによってはあらかじめドレスコードが決められている場合があるため、記載がない場合は主催者に問い合わせて確認しても良いでしょう。
ドレスコードがカジュアルと指定されていたとしても、普段着などの軽装は避けた方が無難です。
立食パーティーのホテル&カジュアルシーンのコーデ術
会場に応じてドレスコードも異なります。
特にフォーマルな会場ではドレスコードに留意が必要です。
事前に店舗や主催者に確認しておくと良いでしょう。
ランチなどお昼に開催される立食パーティーの場合、比較的ドレスコードの指定は厳しくはありませんが、きちんとした服装が望ましいです。
立食パーティーは食事を楽しむ機会であるので、普段よりもおしゃれで上品な服装が良いでしょう。
一方、ディナーの場合はよりフォーマルを意識した服装が望ましく、事前にしっかりとドレスコードについて確認しておきましょう。
・ホテルでの立食パーティー
ホテルの食事の際に指定されることが多い服装は、スマートエレガンスとカジュアルエレガンスです。
スマートエレガンスはフォーマル程格式高い服装ではありませんが、エレガンスを意識したドレッシーな服装で高級ホテルなどでの立食パーティーにおすすめです。
パーティードレスにパンプスを合わせた服装が良いでしょう。
一方、カジュアルエレガンスはホテルや高級レストランで指定されることが多い服装で、スマートエレガンスよりも少しカジュアルな雰囲気です。
ワンピースにジャケットやセットアップスタイルがおすすめです。
ビジネス関係の場合は清潔感を意識し、幅広い年代に好感のあるスーツやジャケットや白いシャツが良いでしょう。露出の高い服装は控えましょう。
お祝いの席である祝賀会などにはフォーマルな雰囲気に華やかさをプラスしたワンピースがおすすめです。
・ランチやラウンジでのカジュアルな立食パーティー
友人や家族と楽しむランチやラウンジでのカジュアルな立食パーティーは堅苦しくならず上品でおしゃれな服装がおすすめです。
春夏は淡いパステルカラーのシンプルなワンピースを選ぶと清潔感があり、きちんとした印象をあたえることができます。
秋冬は露出を抑えめにしたダークカラーの長めの着丈のワンピースがおすすめです。
ラウンジは吹き抜けになっている場合も多いので、秋冬は羽織物やショールなどを用意しておくと良いでしょう。
立食パーティーの女性の服装選び ホテル&カジュアルシーンのコーデ術のまとめ
今回は、立食パーティーの女性の服装選び ホテル&カジュアルシーンのコーデ術についてご紹介していきました。
- 立食パーティーは結婚式の二次会や同窓会など様々なイベントで用いられる形式のパーティー。
- 到着のタイミングは一般的に開始時刻よりも10分から15分前に到着するのが良い。
- 招待状に記載のドレスコードに合わせた服装で参加し記載のない場合は主催者に問い合わせる。
- ホテルでの立食パーティーで指定されるドレスコードはスマートエレガンスが多い。
- ランチなどお昼に開催される立食パーティーの場合、ドレスコードの指定は厳しくはないが、きちんとした服装が望ましい。
立食パーティーの主旨や会場の雰囲気に合わせて服装を選び、自分らしさを大切にしつつ、周囲と調和したおしゃれを楽しんでみてくださいね。