結婚式で着用するドレスを選ぶ際にバイカラーのドレスを選んだけど、周りからマナー違反と言われてしまった経験はありませんか?
しかし本当に結婚式にバイカラーはNGなのか、色の組み合わせや白黒のドレスはNGなのか気になるところ。
そこで今回は、バイカラーのドレスの服装マナーやコーディネートのポイントをご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
結婚式にバイカラードレスはNG?バイカラードレスの服装マナー
以下では、結婚式にバイカラードレスはNGなのか、色使いに関するマナーや服装マナーについて解説していきます。
バイカラードレスとは?結婚式にバイカラードレスはNG?
まず、バイカラードレスとはどういったデザインのものなのか、確認しておきましょう。
「バイカラー」とは、2色を使ったデザインのことを指し、同じくツートンカラーとも呼ばれます。
服装やデザインにおいて、上下で異なる2色の場合や、縦に2色を使用したデザインなどバリエーションは様々です。
近年ではバイカラーのドレスやパンツドレスがトレンドとして注目されています。
しかし、トレンド感あるバイカラードレスを着用したいけれど、結婚式にはNGではないのか気になるところですよね。
結論から言うと、一概に結婚式にバイカラードレスを着用することはNGとは言えません。
例えばカジュアルな形式の結婚式であればバイカラードレスを選んでも問題ないとされています。
バイカラードレスの服装マナー
バイカラードレスを選ぶ際に、具体的な色の組み合わせやデザインのマナーについて気になる点も多いのではないでしょうか。
「白と黒のバイカラードレスはどうなのか」、「縦のバイカラードレスはOK?」といった疑問や、親族が着ても大丈夫なのかといったお悩みもあるでしょう。
バイカラードレスは色が分かれていることから、「別れ」を連想させるため結婚式には縁起が悪いという言い伝えもあるようですが、根拠はないとされています。
しかし、バイカラードレスはカジュアルに近い服装と位置づけられており、結婚式のようなフォーマルな席ではあまりふさわしいとはされていないようです。
特にカラーの配色においてはワントーンで無地がフォーマルなスタイルとされているため、2色のバイカラーはカジュアルな印象になってしまいます。
そのため、カジュアルな結婚式や二次会にはおすすめですが、格式高い結婚式には避けるようにしましょう。
おすすめのバイカラードレスのコーディネートとNGマナー
以下ではおすすめのバイカラードレスのコーディネートとNGマナーについてご紹介していきます。
おすすめのバイカラードレスのコーディネート
様々なバリエーションがあるバイカラードレス。
その中でも特におすすめの3つのデザインをご紹介していきます。
・可愛らしい雰囲気のバイカラードレス
まず、可愛らしい雰囲気が漂うバイカラードレスは20代や30代の方におすすめです。
ホワイトやパステルピンク、グリーンなど明るいカラーを組み合わせたドレスは愛らしく爽やかな雰囲気。
特にシフォン素材やレース素材のものを選ぶとより可愛らしい雰囲気になります。
また、ウエストにリボンがあるデザインもおすすめです。
・モードなバイカラー
バイカラードレスは通常上半身と下半身で色が分かれているデザインが一般的ですが、縦に分かれたバイカラーも存在します。
例えば、両サイドに縦のラインが入っているバイカラーデザインなどはすっきりと洗練されて見え、モードで個性的なデザインです。
一方で、少し女性らしさを加えたい場合はレース素材やパフスリーブなどアクセントのあるデザインを選ぶと良いでしょう。
・大人っぽいバイカラー
深い色合いを組み合わせたバイカラーは落ち着いていて大人っぽい雰囲気を醸し出します。
例えば、ブラックとパープル、ネイビーとベージュ、同色系のワインレッドとパープルなど、大人の魅力を演出することができます。
ただし、暗めの色を選ぶ際には地味になり過ぎないように気を付ける必要があります。
明るいバッグや靴などの小物をプラスすることで全体のバランスを保ちつつ、コーディネートに華やかさをプラスしましょう。
バイカラードレスのNGマナー
・白っぽく見えるカラーはNG
照明によっては白っぽく見えてしまうオフホワイトやベージュのバイカラーは避けた方が無難です。
どうしても着用したい場合は羽織物をあわせたり、ケープやレースボレロ風のデザインのドレスを選びましょう。
・親族や受付係のバイカラードレスはNG
親族や受付係はゲストをもてなす主催者側の立場であり、フォーマル度の高い服装が求められるためバイカラードレスは避けた方が無難です。
フォーマル度の高い単色・無地のドレスを選びましょう。
・露出の高いデザインはNG
肩や胸元の大きく開いたバイカラードレスや、ミニ丈など露出の高いバイカラードレスは避け、膝下丈のバイカラードレスを選ぶと上品な印象になります。
ノースリーブのドレスを着用する場合は羽織物を羽織りましょう。
結婚式にバイカラードレスはNG?お呼ばれ服装マナーとコーディネートのまとめ
今回は、結婚式にバイカラードレスはNG?お呼ばれ服装マナーとコーディネートについてご紹介していきました。
- 「バイカラー」とは、2色を使ったデザインのことを指し、ツートンカラーとも呼ばれる。
- バイカラーは「別れ」を連想させるため縁起が悪いという言い伝えは、根拠はない。
- ホワイトやパステルピンクなど明るいカラーを組み合わせたドレスは愛らしく爽やか。
- 深い色合いを組み合わせたバイカラーは落ち着いていて大人っぽい雰囲気。
- 親族や受付係はゲストをもてなす主催者側の立場の場合バイカラードレスは避けた方が無難。
結婚式における服装は、祝福の気持ちを示すための大切な機会ですので、バイカラードレスを選んだ場合でも、控えめながらも品のある装いを心がけましょう。