50代や60代の方が結婚式に出席する場合、フォーマル感や品格が非常に重要と要素となり、服装に反映させることが大切です。
また、この世代の方は責任ある立場として結婚式に招待される場合も多いため、自分にぴったりの結婚式の服装を選ぶのに迷う方も多いでしょう。
そこで今回は、50代60代の結婚式の服装やお呼ばれドレス、参列マナーについてご紹介していきます。
ぜひ参考にされてみてくださいね!
50代60代の結婚式の服装のポイントとお呼ばれドレス
まず、50代60代の女性が結婚式で服装を選ぶ際のポイントを解説していきます。
50代60代の結婚式の服装のポイント
1.上品で品格のあるスタイルを心がける
50代60代の大人として品格のあるスタイルを心がけることは重要です。
結婚式というフォーマルな場面では適切なマナーを守りながら服装を選びましょう。
派手過ぎる服装やカジュアルな服装、肌の露出が多い服装は避けましょう。
2.華やかな印象を演出する
結婚式はお祝いの席のため、華やかな印象を演出することは大切です。
お呼ばれドレスを選ぶ場合、ブラックやネイビーなどの落ち着いたカラーを選ぶ傾向がありますが、コーディネート次第では地味に見えてしまう恐れがあるため、アクセサリーや小物をプラスして華やかな印象をプラスしましょう。
3.立場にふさわしい服装を選ぶ
自身の立場や役割にふさわしい服装を選ぶことは重要です。
母親・親戚・上司や友人知人など、様々な立場に合わせた服装について次項で解説していきます。
【立場別】50代60代結婚式の服装とお呼ばれドレス
前述の通り、50代60代の方が結婚式に招待された際には自分の立場に応じた服装を心がけることが大切です。
以下ではそれぞれの立場別に合わせた結婚式の服装をご紹介します。
・母親として結婚式に出席する場合
例えば母親の立場として結婚式に出席する際は、和装なら黒留袖、洋装ならアフタヌーンドレス(昼に開催される結婚式)やイブニングドレス(夕方~夜に開催される結婚式)を選びます。
基本的にロング丈の露出を抑えた上品なドレスが良いでしょう。
・親族として結婚式に出席する場合
親族として出席する際は新郎新婦の両親より格上にならないフォーマルな服装を選びましょう。
落ち着いたデザインのドレスを選び、パールネックレスなどで華やかさをプラスするのも良いでしょう。
・上司や友人知人として結婚式に出席する場合
上司や友人知人として出席する際には、マナーを守りつつ適度な華やかさを意識して服装を選びましょう。
結婚式というお祝いの席のため地味になりすぎないよう華やかなデザインのドレスを選びましょう。
50代60代の結婚式の参列マナー
50代60代の方が結婚式に出席する際、マナーは重要です。
以下では50代60代の結婚式の参列マナーについて解説していきます。
50代60代の結婚式の服装マナー
・カジュアルな素材のドレスはNG
50代60代の方はやや厚手でしっかりとした生地のドレスを選びましょう。
シャンタン素材や刺繍のあるドレスは上品な印象を与えてくれます。
綿や麻などのカジュアルな素材は結婚式にはふさわしくないためNGです。
・肌の露出を抑える
胸元や肩の開いたデザインのドレスは結婚式などフォーマルなイベントではマナー違反とされています。
特にお昼に開催される結婚式では露出は最小限に抑えるように心がけ、ジャケットやショールなどの羽織物を着用しましょう。
膝が隠れるくらいの膝丈のスカート丈を選ぶとよりフォーマルな印象を与えます。
ただしスカート丈が長めでもタイトスカートを選ぶと座った際にスカート丈が短くなり膝が出てしまう場合もあるので、注意しましょう。
・地味になりすぎない
ダークトーンの色合いは定番人気のカラーですが、地味な印象になってしまう場合も。
特別なお祝いの席でもある結婚式では地味になり過ぎないように華やかさを忘れずに取り入れることが大切です。
ダークトーンのドレスを選ぶ際は明るいカラーの羽織物や小物(シルバーやゴールドベージュなど)を組み合わせると華やかさがプラスできるのでおすすめです。
羽織物やバッグや靴などは同系色を選ぶと全体のコーディネートがまとまりやすくなります。
・全身黒や白のコーディネートはNG
白は花嫁の特権とされているため、白いドレスや白っぽく見える服装はNGとされています。
白ではなくてもライトベージュなど光の加減や遠目から見ると白っぽく見えるカラーにも注意しましょう。
全身黒のコーディネートは喪を連想させてしまうため避けるようにしましょう。
白や黒のドレスを選ぶ場合は羽織物をプラスして工夫しましょう。
50代60代の結婚式おすすめ小物とマナー
・パンプス
つま先やかかとの開いていない3-5cmの程よいヒールのパンプスがおすすめです。
ブーツやスニーカー、サンダルやミュールはカジュアルな印象となるのでNGです。
素足は避け、肌色のストッキングを合わせましょう。
柄物や黒タイツはマナー違反とされています。
・バッグ
小ぶりのパーティーバッグがおすすめです。
荷物が多い場合はサブバッグを用意し、会場には持ち込まずクロークに預けるようにしましょう。
ファーやアニマル柄は殺生を連想させるためマナー違反とされています。
また、綿や麻などのカジュアルな素材はNGです。
・アクセサリー
パールネックレスが定番人気で、フォーマルな席にもぴったりです。
夕方~夜に開催される結婚式には照明に映えるビジューなど、輝きのあるアクセサリーを取り入れても良いでしょう。
・羽織物
結婚式などのフォーマルなシーンに欠かせない羽織物。
50代60代の方にはきちんと感のあるジャケットがおすすめです。
華やかさを演出したい場合はラメやシアー素材の羽織物が良いでしょう。
50代60代の結婚式の服装は?お呼ばれドレスと参列マナーのまとめ
今回は、50代60代の結婚式の服装は?お呼ばれドレスと参列マナーについてご紹介していきました。
- 50代60代の大人として品格のあるスタイルを心がける。
- 自分の立場に応じた服装を心がけることが大切。
- 母親の立場として結婚式に出席する際は、和装なら黒留袖、洋装ならアフタヌーンドレス(昼に開催される結婚式)やイブニングドレス(夕方~夜に開催される結婚式)を選ぶ。
- お昼に開催される結婚式では露出は最小限に抑えるように心がけ、ジャケットやショールなどの羽織物を着用する。
- 足元はつま先やかかとの開いていない3-5cmの程よいヒールのパンプスを選ぶ。
結婚式は特別な日ですので、自分らしさを大切にしつつ、お祝いムードに華を添える50代60代にふさわしい服装とマナーで心温まるひとときを過ごして下さいね。